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2008年2月11日 (月)

宝塚歌劇 星組東京公演「エル・アルコン-鷹-/レビュー・オルキス-蘭の星-」観劇記―前編

昨日は雪が降った影響もあってか、恐ろしく冷え込みの厳しい日でした。

ホント手袋をしていなかったら、手の甲がガサ②になっていたこと間違いナシでしょう。

まぁ花粉が飛びまわる季節よりは、遥かにまだイイのですが、ついに今日で2月の3連休も

いよ②最後になってしまいましたね。

恐らく今日はシゴトがないから、夜更かししているという方も多いのではないでしょうか?

さてマクラはこれぐらいにして、今日は先週5日に有楽町の東京宝塚劇場にて観てきました

星組公演「エル・アルコン-鷹-/レビュー・オルキス-蘭の星-」の観劇記をお送りしたいと思います。

(ちなみに東京公演は今日が千秋楽です。観に行ける方は相当ラッキーでしょうね!)

今回のお芝居である「エル・アルコン~」は過去に集英社が刊行していた月刊セブンティーンに連載されていた

青池保子先生の原作漫画「七つの海七つの空」を舞台化した作品です。

今回のお芝居ですが、自分の持つ野心のままに悪事を重ねる主人公ティリアン・パーシモンの

悪の華一代記といったカンジの内容のお芝居で、こう書くとイイ気分はあまりしませんが

逆にココまで悪に徹されると、かえってキモチ良くカンジさえしてしまった…そんなカンジのお芝居です。

話は16世紀後半、当時海の覇権をめぐってスペイン・イギリス・フランスの三国が激しい闘いを

繰り広げる中、イギリス海軍中佐でありながらスペイン貴族の血を引く、このお芝居の主人公

ティリアン(安蘭けいさん)はスペインの無敵艦隊を率いて世界の七つの海を支配しようという野望のもとに

イギリス国内で自身の持つ野望にたて突く人物を片っ端から罠にかけ、次々と排除しようとします。

そんな中、ティリアンの前にあらわれるのがフランスの女海賊ギルダ(遠野あすかさん)率いる

ブランシュ・フルールがあらわれ、ティリアン率いるイギリス海軍と一戦を交えます。

しかしギルダはティリアンに屈し、ブランシュ・フルールの本拠であるウェサン島は

イギリスの占領下におかれます。

その間にティリアンはイギリス一の港町プリマスの大商人、グレゴリー・べネディクト(英真なおきさん)を

スペイン軍の親書を持つ国家反逆のカドで捕まえ、死刑判決を下し、これがグレゴリーの息子の

レッド・べネディクト(柚希礼音さん)の怒りを買い、レッドは海賊となり、ティリアンに復讐すべく立ち上がります。

そしてティリアンはスペインへ向けて、自身の野望を叶えるべく、ある決断をするのですが…

全て語ってしまうと面白くなくなりますので、あらすじはここまでにしましょう。

このお芝居はとうこちゃん扮するティリアンが自分の野望を果たすべく、前に立ちはだかるモノを

ことごとく排除しつつ、野心を達成せんとする…書いていると何やらエゲツないカンジにも取れますが(実際エゲツのないコトもしています)

ここまで自分の野心のままに行動しているのを見ていると、かえって清々しささえ感じられます。^^

そう言えばこのお芝居を観た時に、過去にタカラヅカで暴虐の限りを尽くす人物を

主人公をしたお芝居がありました。ちょうど10年前に同じく星組で当時トップスターだった

麻路さきさん(マリコさん)のサヨナラ公演となった「皇帝」です。

この「皇帝」も古代ローマ史において最も悪名高い暴君としてその名を知られるネロを

主人公にした物語でしたが、観てて結構シンドイお芝居だったのを思い出します。(>_<)

まず主人公のティリアン役のとうこちゃんですが、もともとから七つの海を制覇するという

野望のままに人生を歩む人物だけあって、素性もかなり腹黒い(?)モノがあります。

とうこちゃんは昔から悪役をやらせても、非常にニヒルなイメージが強いこともあってか

こういう役のハマり具合では過去に元月組トップスターで紫吹淳さん(リカさん)のように

ほぼ毎回のように悪役を一手に引き受けていた、というスゴイ方がいましたが

いやとうこちゃんも中々のワルでした。^^

一方とうこちゃんに相対するギルダ役のあすかちゃんも、過去に花組在籍時代に上演された

「マラケシュ・紅の墓標」に出てくるイヴェット役で、カン違い(?)なくらいにプライドが高い

ワガママな女優役を演じられていたことがありましたが、その役も手伝ってか、逆にここまでの

プライドがなければ、女性とはいえ海賊の首領はつとまらない!といえるようなカンジで

演じてくれています。(途中ブランシュ・フルールの一団が登場するシーンは中々カッコイイ良かったですし^^)

そしてティリアンにより、父を消された怒りを胸に闘うレッド役のれおん君、もともとスマートなキャラで

2枚目タイプの役が多かった方ですが、今回は途中からそれをかなぐり捨ててティリアンを

倒さんと闘いを重ねるいわば復讐の鬼みたいな役ですが、その凄まじさがにじみ出ていたのではないでしょうか。

あと物語の後半にあらわれ、レッドと行動を共にする娘、ジュリエット(稀鳥まりやさん)は

カワイらしさがよく出ていました。もしかするとこの先新たな娘役候補にあがるのではないでしょうか。^^

あとはティリアンの父に寵愛を受けていたシグリット(南海まりさん)も年増女(?)の色気が良かったですが

残念ながら今回の公演を最後に退団されることになっています。

いや今回は中々ないお芝居でした!「悪」を主人公にしたお芝居も捨てたモンじゃないなと

思わせるような内容ぶりで、結構楽しんで観られた作品でした。

明日は後半上演のショー「レビュー・オルキス-蘭の星-」についてお送りしますので、また明日をお楽しみに。(^o^)/

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コメント

この舞台は公演前から話題になってましたよね?
公演レビューも好評な記事ばかりでした^^

投稿: ミッキー | 2008年2月11日 (月) 20時15分

>ミッキーさん
どうもコメントありがとうございます!

今日で公演は終了してしまいましたね。
恐らく有楽町駅近郊はジェンヌさんを追いかける
ファンの人たちでごった返していることでしょう。
もしNHKのBS2に加入されているなら
公演の模様が放送される可能性もありますので
テレビ欄をくまなくCheckしておいて下さい。
あとは月曜22時にTOKYO MXTVで放送されている
「Takarazuka CafeBreak」でも公演が見られますからね。

投稿: MC-K3 | 2008年2月11日 (月) 22時56分

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