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2007年8月30日 (木)

宝塚歌劇 月組公演「MAHOROBA-遥か彼方YAMATO-/マジシャンの憂鬱」観劇記―前編

昨日あたりから、ようやく涼しい風が吹き始めるようなりましたね。

もう間もなくすると秋の到来と共に、今日を含めてあと2日で8月も終わりです。

さて今日は夏休みに観ておきながら、こちらも記事としてアップせずじまいになっていた

宝塚歌劇月組公演「MAHOROBA-遥か彼方YAMATO-/マジシャンの憂鬱」の観劇記をお届けしたいと思います。

今回の公演は、本来なら前半にお芝居、後半にショーという編成なのですが

3月後半から4月末にかけて上演された星組公演と同じくテレコでの上演になっています。

タカラヅカでは日本モノが上演される場合は前半に上演するという決まりになっているので

(恐らくメイクやカツラなどといった小道具類にまつわる事情等があるんだと思います)

これからムラや有楽町へ観に行かれる方は、そのコトを念頭に置いておいて下さい。

そのショーですが最初は記・紀(古事記・日本書紀)の基礎知識がある方はわかると思いますが

イザナギ(瀬奈じゅんさん)とイザナミ(彩乃かなみさん)による天地創造のシーンで幕を開けます。

そしてイザナギとイザナミによって産まれた2人の神、サルメ(霧矢大夢さん)とサダル(大空祐飛さん)が

準ポジションというカタチでプロローグのシーンが展開されます。

その途中に海の神オオワダツミや風の神シナツヒコ、山の神オオヤマツミや野の神カヤノヒメなど・・・

様々な神が舞台に並び立ち、最後にスサノオ、ツクヨミ、アマテラスの三貴神に続いて

あさこちゃん扮するオウス(ヤマトタケル)とかなみちゃん扮するオトタチバナヒメが舞台に立ち並ぶと

もうこれだけで凄すぎる!と言いたくなるような贅沢なシーンでプロローグが終わると

倭の国の春のシーンからオウスは父神・スメラノミコトから火の国クマソ

(漢字で書くと「熊襲」となりますから、熊本県の名の由来はココに起因しているコトでもわかりますね)の征伐へ向かえという命を受け

クマソへ向けて旅立つのですが・・・記・紀を読まれた方で話の結末を御存知の方も多いと思いますが

ヤマトタケルはクマソのみならず数々の地方を平定するも、そのまま倭への帰路の途中で帰らぬ身となり

その身を白い鷺に変えて、倭の国へと飛んで帰り、それと共にヤマトタケルが遺した歌が

このショーのタイトルにもあるように「倭は国のまほろば」という歌と共にまた巡り来る春の訪れと共に

ショーも幕を閉じることになります。

あらすじだけ見ていると、「何が何だか・・・」と思われる方々も多いと思いますが、こういう神話の世界を舞台作品にするとなると

ある程度「洋」のエッセンスが加わることもあり、タカラヅカの得意とする和洋折衷型ショーには

持って来いの題材と言っていいでしょう。

このショーの演出を担当された謝(珠栄)先生はタカラヅカでは2002年に星組で上演されたミュージカル

「ガラスの風景」(タータンさん&あっこちゃんのコンビの最後の公演でした)以来5年ぶりの演出になります。

その間に自身が主宰したミュージカルカンパニー「TSミュージカルファウンデーション」で様々な芝居を手掛けられ

今回のヤマトタケルの物語をショー作品化した「MAHOROBA~」に辿り着くワケですが

ショー全体を見ると、古典を中心にしたことから来る古さは微塵も感じられず

舞台の奥手に光ファイバーヴィジョンをセットしたりとセンスのある作品に仕上がっています。

ただ・・・衣装は動きやすいのもある反面、かなり重たそうなのもあったりするので

あさこちゃんは衣装替えも多いから、シンドイんじゃないかなぁ・・・という気もします。

ましてやタカラヅカのショーは舞台裏では、組子が衣装チェンジのために走り回っているのが

日常茶飯事であることからもわかるように、こういう日本モノのショーが少ないのはそのためかも知れません。

でもスゴイショー作品です。日本モノのショー作品自体、タカラヅカでもそう上演されることがないので

観ておく価値は十分にあると思います。

お時間のある方は9/17まで本拠地・宝塚大劇場にて上演中ですので、是非足を運んで見て下さい。

それでは本日はこの辺で失礼致します。明日は後半に上演されましたお芝居

「マジシャンの憂鬱」についてお送りしますので、また明日をお楽しみにお待ち下さいませ。m(__)m

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コメント

どうもお久しぶりのコメントです!
宝塚歌劇のポスター、阪神電車で神戸に今通ってるんですが
あちらではよく見かけますね~。
阪急沿線だったらもっとよくお見かけするのかしら?
さすが本拠地近いだけあります(^^)

甲子園球場、宝塚大劇場と本拠地っていいですよね。

投稿: ぽんた | 2007年8月31日 (金) 06時40分

>ぽんたさん
コメントありがとうございます。
その後旦那さまの容体の経過は
いかがでしょうか。

タカラヅカも阪神と阪急が手を結んでから
(実質的には阪神が村上某による腹黒ファンドの手を逃れるために、阪急に救済されたようなモノとは言え)
阪神沿線にもポスターが貼られるようになりましたが
実際のトコロ、阪神沿線から宝塚へ行くとなると
一旦新開地へ出て阪急に乗り換えるか
それとも梅田まで出るかしないといけないという
不便な現状もありますしね。
ソフトの活用の仕方の問題がココで現れてしまっている点は
否めない事実だと思います。

いっそ甲子園口から西宮北口まで
阪急線と阪神線でつないで欲しいモンですけれども。
でもそうなると又開発費用とかが余計にかかるから
やっぱりムリなんだろうなぁとは思いますが。^^

投稿: MC-K3 | 2007年8月31日 (金) 09時25分

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