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2007年7月15日 (日)

宝塚歌劇 宙組公演「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!」観劇記―前編

金曜日からの台風の影響で、昨日・今日と外に出られずじまいで一日が過ぎてしまいました。

明日はどうにか晴れるようですので、いい加減たまりにたまった洗濯物を一掃してしまおうと思います。

さて今日は、お待たせ致しました!2週間前にムラへ観に行っておきながら、その後全く手付かずになっていた

宝塚歌劇宙組公演「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!」の観劇記をお届けしたいと思います。

今回上演された「バレンシア~」は今から30年前に月組で上演されたお芝居のリバイバルとして

往年のファンから高い人気を得ており、実際に19世紀初頭に起こった半島戦争(1808年~1814年)を

題材にしてつくられたお芝居の一つとして、その名を知られている作品でもあります。

話は19世紀初めのスペイン・バルセロナは当時執政下にあったブルボン朝が内紛の危機に瀕し

その内紛の最中にバルセロナはフランス寄りの執政者ルカノールが政務を執ることになります。

ルカノールはバルセロナでフランスの権威を後ろ盾にして、暴虐の限りを尽くし、この芝居の主人公である

フェルナンドは謀反の疑いをかけられた父をルカノールの手によって消され、息子のフェルナンドは

その恨みを晴らさんとルカノールを倒すべく、バルセロナへ戻ったのを機に、属していた軍隊を除隊してから

悠々自適の毎日を過ごす一方、強引にルカノールに恋人であるシルヴィアを奪われてしまい

今はルカノールの甥にあたるロドリーゴと共に、打倒ルカノールの狼煙をあげることになります。

途中、酒場「エル・パティオ」でフラメンコの踊り手で、妹のローラをルカノール一味により

失ったラモンを仲間に加え、3人は黒いマントと仮面を身につけた「黒い天使」と称し

夜の街中にあらわれては、ルカノール一味を成敗し、徐々に外堀を埋めていきます。

また仲間に盗賊であるドン・ファン・カルデロらも仲間につけ、ルカノールの住む城を目指し

突き進んでゆくことになるのですが・・・今回のあらすじはココまでにしておきたいと思います。

このお芝居ですが、ボクは一度過去に似たような内容のお芝居を観ています。

そう聞くと恐らくだいたいの方がピンと来るでしょうが、2002年に雪組で上演された「追憶のバルセロナ」というお芝居です。

「バレンシア~」が原案が柴田(侑宏)先生で、演出が中村(暁)先生なのに対して

「追憶~」は作・演出ともに正塚(晴彦)先生の手によるもので、その当時の上演作品における

演出家のローテーション等の事情があったと思われますが、内容としてはそう大差はありません。

今思えば「追憶~」は当時雪組トップスターだった絵麻緒ゆうさん(Bunちゃん)と娘役トップだった

紺野まひるさん(まひるちゃん)の一回限りのお披露目&サヨナラ公演だったため

他には成瀬こうきさん(おっちょん)も最後の公演だったので、ムラへ3度くらい観に行ったことが

あったりするんですね・・・(T_T)

さてこの「バレンシア~」ですが、大和悠河さん(たにちゃん)と陽月華さん(ようこちゃん)の

トップ就任お披露目公演でもあります。

主人公のフェルナンド役のたにちゃんですが、侯爵の身分であり、すでに自身の上司である

レオン将軍の娘であるマルガリータという婚約者がいながら、ロドリーゴと愛しあっていた

シルヴィアに思いを寄せ、さらにはイザベラと・・・という関係を持つ中で、機を伺いながら

自身の復讐計画を進めるという、結構複雑な役どころであります。

ある時は真面目な侯爵としての自分、ある時はルカノールを追い詰める義賊、そしてある時は遊び人と・・・

それぞれの顔の持ちつつ・・・という芝居は中々良かったのではないかと思います。

ロドリーゴ役の北翔海莉さん(みっちゃん)は月組から移って来て、もうじき1年になりますが

以前から持っていたノーブルさが今回のお芝居でより際立ったように感じました。

イザベラ役のようこちゃんは、今回どうもメインとは云いがたい役だったこともあるのですが

ダンスはとても良かったです。

ただ・・・歌は言うホド良くなかったです。普通に高音域は通っているのに、中音域を使うような歌では

声がフラフラしっぱなしで、違和感を感じました。この点を改善して欲しいと思います。

また今回のように多少濃い目でやや姐さんっぽいキャラというのに、ちょっと慣れてない様にも感じられました。

ラモン役の蘭寿とむさん(らんとむ君)は今回3枚目的な役回りということもあって

割とサマになっていたような気がします。個人的には妹・ローラをルカノール一味の手により

失う場面は、湧き上がるラモンの怒りを描き立てるようにして、それまで「黒い天使」への

参加を拒絶していたにも関わらず、意を決するシーンはこのお芝居のハイライト的部分と

いえるでしょう。

その他良かったのは、レオン将軍の娘のマルガリータ役の和音美桜さん(たっちゃん)は

フェルナンドと婚約していながらも、最後はルカノールへの復讐をすすめるフェルナンドとの愛が

実らないままに去ってゆく・・・という役が少しカワイそうながらも、その悲哀さがうまく表現されていたと思います。

それとこのお芝居ですが、結末が多少意外なカンジで終わっています。

どうなるかは敢えて記載しませんが、完全な終わり方じゃなく、余韻を残したかのような

多少シュールなカンジで幕が降りていきます。

柴田先生のお芝居はこういう結末の作品が多いことも特徴の一つとしてあげられますが

この公演で初めて柴田先生のお芝居に触れられた方は「?」という風に思われるかも知れません。

さて今回もまた長くなってしまいましたので、明日はショー「宙 FANTASISTA!」についての

記事をお送りしたいと思います。

それでは今夜はこの辺で失礼致します。7月中旬の3連休も残すところ一日となりましたが

良い日をお過ごし下さいませ。

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