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2007年5月16日 (水)

宝塚歌劇 雪組公演「エリザベート-愛と死の輪舞-」観劇記

今日は非常に良い天気に恵まれた一日でしたね~。たまっていた洗濯物を一度に洗い上げると

共に周りのコトを片付けて、一日が過ぎてしまいましたが。^^

さて!今日は長らく遅れてしまって本当に申し訳ありませんでした。m(__)m

先々週GW最終日に宝塚大劇場まで行って観て来ました雪組公演「エリザベート-愛と死の輪舞-」の観劇記をお送りしたいと思います!

当時トップスターだった一路真輝さんの退団公演からの時を経ること11年、雪組での再上演により

これで宝塚歌劇では上演が一回りして、また戻って来たことになります。

さて今回の主要な役のラインナップはトートが水夏希さん、シシィ(エリザベート)が白羽ゆりさん

夫で皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世が彩吹真央さん、エリザベート暗殺の犯人&狂言回しのルキーニ役が音月桂さん

息子でその若い命を散らしてしまうルドルフ役が凰稀かなめさん、夫・フランツの母親であり

宮廷内で絶大な権力を奮うゾフィー役が、トップの水さんと同期に当たる未来優希さんという風になっています。

宝塚にて「エリザベート~」初演からずっと演出を担当されている小池(修一郎)先生は

「過去5作品の公演に出演した組子も数が少なくなっているという現実を踏まえて、もう一度、新たに芝居を創り直さねばならない」

という風におっしゃられていましたが、全体としては、ボクが観る限りではそれほど変わっていた部分は

なかったんではないかな、という風に感じましたが。

さて肝心カナメのお芝居ですが、今回トートを演じられた水夏希さんですが、過去5人のトップスターの方々が演じられた

トートの中ではヴィジュアル的にはファンシー(?)というよりも、非常にリアルでダークな部分が

強調されたトート像に仕上がっています。恐らく過去に演じられたトートの中ではリアルさでは群を抜いているのではないでしょうか。

特に後半でルドルフの命を奪うシーンでは、過去のトートの中では星組版の麻路さきさんが

演じられたトートの如く、「しくじったんだ。消えてもらうぞ!」的部分が強かったです。^^

主要な歌は「最後のダンス」・「愛と死の輪舞」共に良い歌を聴かせてくれています。

シシィ役の白羽ゆりさんも、過去2年の間に「ベルサイユのばら」でマリー・アントワネットを演じるなど

大役も多くなってきましたが、まずまずの仕上がりと思います。ただ個人的に言うならば

もう少し歌唱力があって欲しいとも思いました。劇中での持ち歌の一つである「私だけに」は

今回の公演では残念ながらボクの胸に来るものが少なかったです。

シシィの夫のフランツ・ヨーゼフ役の彩吹真央さんは、過去5年前の花組公演でルドルフを

演じてこられた経験があることや、去年花組で上演された「ファントム」で主人公・エリックの父親である

ジェラール役を演じたこともあってか、中年の魅力(?)に磨きがかかった皇帝役になっています。

そしてルキーニ役の音月桂さんですが、過去に演じてこられた5人のルキーニに比べると

かなりトリックスター的色彩の強い役になっています。本来ならこれまで轟悠さんや紫吹淳さんなど

キャラ的に濃い方々がルキーニを演じてこられていただけに、この人選はボクにとっては

最初聞いた時は「?」というカンジでしたが、第2幕最初のアドリブ(この日5/6はトップスターの水さんの同期に当たる

79期生の方が多数観に来られていたことについて触れられていました)も良かった一方で

その後の「キッチュ!」ですが、コチラはボクにとっては何か足りないモノを感じました。

過去のルキーニでは花組で現・月組トップスターの瀬奈じゅんさんが演じたルキーニが

大変良かっただけに今回はちょっと残念です。

後半に出てくる息子・ルドルフ役の凰稀かなめさんもココ数年でその才能を買われてスターとしての

頭角を現してきただけあって、ハンガリー独立運動にに加担するも、ハプスブルク家の存続と

王位を継承する目論見が失敗に終わり、失意のままにトートに命を奪われて落命するシーンは

これまでの過去の上演版と引けを取らない出来栄えになっています。

他主要キャストでよかったのは、何と言っても水さんの同期で雪組の主要組子の一人として

気を吐き続ける、未来優希さん演じるゾフィーでしょう!

過去に11年前に上演された雪組の新人公演版でゾフィーを演じられていただけあって

息子・フランツを意のままに動かし、后としての教育を施さんとばかりにシシィをイジメ抜く

鬼姑ぶりが良かったです。前の月組版で演じた美々杏里さんが演じられたゾフィーも

ある意味凄かった(眉間の皺の寄り方とか!)のですが、今回は多少丸みが出たものの

ハプスブルク家を守るために、シシィと対立するという構図をそのまま保ちつつも

お芝居の良さでは未来さんが演じられたゾフィーの方が良かったとボクは思います。

後やっぱり見ておいて欲しいシーンは色々ありますが、ボクとしては第1幕でフランツとシシィが出会い

婚約を交わし、デュエットで「嵐も怖くない」を歌った後に、ルキーニと共に舞台に現れ

トート「計画通りに運んでいるようだな」 ルキーニ「番狂わせが一番面白いのでは?」

という台詞の後で、フランツとシシィが結婚式を挙げる際に流れる「不幸の始まり」

(教会のミサ曲の如きパイプオルガンの調べがたまりません!)のシーンは迫真の出来です!そして愛の誓いの後に

シシィの「はい」という声と、トートの高らかに笑う声がリプライズしてゆくシーンはこのお芝居の

隠れた見どころなので、皆さんに是非見ておいて欲しい一シーンです!

ただ語弊があるような言い方をするならば・・・過去に5回上演され、すでに内容を知っている

ボクとしては新生雪組のトップに就任される御両人以外については、かつての様な新鮮さや

過去の上演を凌ぐような「何か」が感じられなかったのも事実と言えば事実です。

これが気にさえならなければ、お芝居は十分楽しめますし、特に今回の公演で初めて

「エリザベート~」をご覧になられるという方は、今回は生で観劇できるチャンスは非常に大きいので

(当日サバキをしている方も、割と見受けられましたし)来月6/18まで上演中ですので

本拠地・宝塚大劇場まで是非とも足を運んでみて下さい!

それでは本日はこの辺で失礼致します。かなり長くなってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました。m(__)m

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